皆様こんにちは。
時折の夏日を感じつつも五月を満喫しているともう6月がすぐそこですね。

爽やかな5月のある日のレッスンでした、びっくりしたことがありました。
それはひかりお箏の会で長く在籍していらっしゃるTさん(シニア世代・市川教室)のレッスンでの事でした。

これまで彼女は、

「私は歌はどうも...なのでもう声はいいのです」

と自ら宣言して決して歌おうとはして来なかったのでした。

しかし今年の市川市定期演奏会では、古典を演奏する予定にしています。

みなさんが弾きたいという現代曲はそもそも古曲の奏法から枝分かれして発展して来ています。
教える側からすると、その古曲への理解を深めてほしいので、三曲会では現代曲と古曲を隔年で出曲しています。

今年は「夕顔」にしました。
尺八と三絃の合奏で唄もあります。

ひかりお箏の会最古参のTさん(シニア・市川教室)も勿論お箏で参加します。
彼女の芸歴からしてこの曲は直ぐに弾けるはず。

「あなたなら簡単にマスター出来るでしょうから
始めの1小節だけでも声を出して唄いながら弾いて見ませんか」
とお誘いしました。

声も楽器なのです。

ゆっくり発声しながら1小節、更に手もつけて1小節。

こんなことをレッスンで繰り返しました。

長く声を出さなかったTさんです、
幾ら指導しても、恐らく後に続く夕顔の[前唄]部分など、とても唄わない、歌えないのではと考えていました。

ところがです!

今日のレッスンで声に出して歌って来ています!
そして、細かなフレーズまで丁寧に発声しています!
もうビックリです

年齢に関係なく挑戦する事が実はその人を輝かせているのですね。
11月9日㈰の市川市三曲演奏会がたのしみになってきました。

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