皆さんおはようございます。千葉県市川市と東京都墨田区八広曳舟お琴教室の菅野税子です。
このコロナコロナの日々、町の様子も何故か気になります。
近くの小学校を通りかかった時のことです:-
学校の外の通りまでボリュームを上げた音楽が聞こえてきます。
きっと春の運動会に向けての練習でしょう、みんなで踊っている様子が外からでも分かります。
よく見ると朝礼台の上で一人の先生が音楽に合わせて踊っています。
その台の前では校庭いっぱいに可愛らしい生徒さん達が大勢列を作って同じように手や足を動かして踊っています、時々先生の振りを見ながら。
学校の先生という職業は本当に大変だなあと思いました。我々はお琴だけですがそれでも大変なのにです、
生徒さん達のお手本として間違いなく踊らなければならないどころか、
他に国語、算数、社会、理科、等々の教科もこなさなくてはなりません。
人に教えるというものは先ず山の様に学びそして、伝えるのはほんの少しと言います。
市川教室に来られたK先生です。
彼女の場合は、学年が高くなればそれだけ、精神面のサポートも必要になって来るのだとか。
そんな多忙の中、彼女はほぼ休まず、今日も沢井忠夫先生の曲を持って来ました。
半音や一音の音程はほぼ解決でテンポも安定しています。
音も十分に出ています。
休符も大丈夫そう。
ところが、
「中々記憶出来なくてですね、ミスしてしまうことが度々です。やってもやっても上手く弾けません」
と言うフレーズがあるとの事でした。分かります!あのフレーズでしょう。
「ふむふむ」
それではということで、その4小節を一緒に弾きました。
最初はゆっくりゆっくり。
次第にテンポを上げて ...
間違えても良いことにして4小節を弾いて行きます。
どのくらい一緒いに弾いたでしょう
やがて完璧では無いと言っていたところが楽譜を離してみなくても何とか弾けるようになって来たではありませんか!
物凄い集中力を発揮しています。
先生との対面レッスンという相乗効果もあって自分に対する甘えはすっかり消えてとうとう何とかクリア!
この4小節が出来れば他は弾けます。
学校の授業のことに加え、コロナ対策も確りやらなければならない日々では其れだけで大変と思います。
でも彼女の先生である私は次回を楽しみにしたいのです。
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