皆さんこんにちは。千葉県市川市の琴教室の菅野税子です。このところ35~6度ですが如何お過ごしでしょう。コロナも収まる気配がありません。さて外での活動がまだ制限されていますが自宅でお琴に触れることはできますね。一生懸命に弾いているさ中に絃が切れたらどうしましょう。
自分で締めますか?多少コツが要りますが繰り返すうちに確りしまるようになれば、1本切れた度毎にお琴屋さんのお世話にならなくて済みますね。しかし、お琴屋に依頼するとしたら一体どの様に張ってもらうのがよいでしょうか。
流派や師事している先生にも依りますが、うちはかなりきつめにお願いしています。単位の本数は7.5本くらいになります。ですから古典の場合はニ、三、はCとⅮが小さな柱(じ)またはひばり柱で出るように、四は一音押さえが可能なようにその他の絃の張力よりやや緩めに締めてもらいます。また古典以外の曲では調弦表を見せてそのように先ずは張っていただくのがよいでしょう。
一度締めて頂いた楽器でも全体に緩くなってしまった時があります。その時は糸を持ち上げている柱(じ)の足の部分にセロハンテープ等を張り付けましょう。確り弾くその張力に耐えて弾きながら調弦(チューニング)しなくても曲に集中できると思います。楽器に触れる回数が増えればより良い状態を保つ秘訣がおのずと出て来ることでしょう。素敵な演奏に向けてたゆまず努力しましょう!
東京都墨田区・千葉県市川市近辺でお琴を習いたい方はぜひ、体験教室にお越しください。