皆様おはようございます!

連休が明けました。
今年の連休では円安で海外が遠く感じられた方も多かったのではないでしょうか。
皆様は何処でどの様にお過ごしでしたでしょう。

ひかりお箏の会有志達は昨日5月9日木曜日が本番の為、5月後半連休初日に最終リハーサルをしました。
リハーサル最終日は朝いちから演奏確認をしたお蔭で全てのプログラムを早く終える事が出来ました。
いよいよ本番へのこの詰めの作業では全員に一層熱がはいりました。

昨日はその本番。
お天気にも恵まれた一日、慰問先のスタッフの皆様の協力のもと、プログラム通り終えることができました。
全員が華やかな衣装に身を包み、機敏に動き回って演奏も平常心で演奏しました。
きっとこの経験が次のステップアップにつながる事でしょう。

盛りだくさんのプログラムでしたが、聴いてくださったお客様のおひとりお一人に私たちの演奏と語りは届いたでしょうか。

さて、
お箏をただ弾いて一人で楽しむ段階から、昨日のように人前で演奏する程に力を付け、常に充実してこの楽器やメンバーと向き合い将来は
一体どの様な心構えで進むのがベストでしょうか。

直面する課題として先輩との関係は? 先生と自分の考えが一致しないときは? 練習が苦痛で...苦手な人がいる...でもお箏が好き

これらを解決し、将来まで長く楽しむ鍵はどうやらお琴を学ぶ姿勢にあると先人は伝えています。

千利休は室町時代の茶人ですがその彼が 習い事を習得する上で必要な心構えとして、 【守 破 離】 と言う言葉があると言っています。

【守】師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身に着ける段階。
【破】ほかの流派や師の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
【離】一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し、確立させる段階。

最初の入門編では先ずは学ぶこと、例え自分の考えに合わない場合であっても先輩や先生の模倣から入ります。
次の段階はそれを消化、さらに自分自身の考えではどうか考察、実行してみる。
そして、いよいよこれまで得てきた心技を発展させ、独自の世界を展開するというわけです。

外に出て演奏するには経験とたゆまぬ努力にその時の母集団でハモることが必要です。
力を合わせ今日のように良い演奏になるようにするには演奏以前の心構えが大切です。

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